暁千星は、宝塚歌劇団の星組男役2番手として知られるタカラジェンヌです。
2010年に宝塚歌劇団に首席入団し月組に配属され、2022年に星組に組替え。
幼少期から得意としてきたダンスとアイドル的なビジュアル、「芝居の月組」で培った繊細で豊かな演技力に加え、「コスチュームの星組」で培った派手なスター性で、人気を博しています。
2025年3月には星組の次期トップスター就任が発表され、同じく次期トップ娘役に就任する詩ちづるとの新体制に期待が集まっています。
次期星組トップスター・暁のプロフィールや魅力、代表作について、徹底解説していきます。
目次
暁千星のプロフィール
-
愛称:ARI
生年月日:9月14日
出身地:広島県福山市
身長:173cm
代表作:「ブエノスアイレスの風」「1789-バスティーユの恋人たち-」「ME AND MY GIRL」等
暁千星の経歴は?
子供の頃の夢はバレリーナ
暁は、一人でシルバニアファミリーで遊ぶのが好きだった、という内向的でインドア傾向な性格の持ち主。
父親は元プロ野球選手の山内和宏ですが、スポーツもそこまで好きではなかったそうです。
しかし、その運動能力の高さを受け継いで、スポーツ自体は得意。
5歳の時からバレエを始め、小さい頃はバレリーナになることを夢見ていました。
ところが、暁の身長はぐんぐん伸び、中学3年生の時点で既に172㎝で、160㎝台が理想とされるバレリーナの条件からあまりに逸脱していたため、夢を諦めざるを得ませんでした。
そんな時、当時の花組トップスター真飛聖の全国ツアー「哀しみのコルドバ/Red Hot Sea II」を見て衝撃を受け、宝塚の舞台を目指すことを決意し、一回目の受験で音楽学校への合格を果たしました。
首席入団し、「月の王子様」に
2012年、98期生の一人として、宝塚歌劇団に首席入団。
入団当初から注目を集め、翌年には期待の新人が飾る阪急阪神初詣ポスターモデルに起用された後、「演技の月組」に配属となりました。
2014年の「明日への指針」で新人公演初主演に抜擢。
計4度にわたって新人公演主演を務めましたが、「(初めての新人公演では)30分のお芝居にも集中力が持ちませんでした」と語るほど、緊張していたそうです。
2015年には、代表作の一つであるバウホール公演「A-EN(エイエン) 」に、3期上で同じくアイドル的なビジュアルで人気を博す朝美絢(現雪組トップスター)と共にダブル主演を務め、若手イケメン役コンビ「あさあり」として活躍しました。
当時の暁は、早期からトップスター就任を期待され、「月の王子様」と呼ばれていましたが、一方では叱られて泣いてしまうことも多く、実力は十分ながら、得意のダンスでは女性らしいバレエの動きが抜けきれず、また元来の人見知りもあって、周囲からの「華がある」といった誉め言葉も、「実力とは別のことで褒められている気がする」と自信を喪失していました。
「人見知りで危なっかしくて、放っておけない子」というのが、当時の月組内での彼女のイメージだったようです。
泣いているところをいつも励ましてくれる朝美や、2017年に雪組から組替えしてきた月城かなと(元月組トップスター)などに支えられながらの日々でしたが、特に月城からの「自分の人生なんだから、自分のために生きたほうがいい」との言葉に、今までは評価や他人の目ばかり気にして、自分自身らしさを見失っていたということに気付いてからは、徐々に前向きな姿勢へと変わっていきました。
「月の王子様」は「星の王子様」になれるのか?
2022年5月27日付けで星組へ組替えし、2024年に男役2番手に昇格した暁。
異動先の「コスチュームの星組」は、「星組パッション」と呼ばれる非常に熱く体育会系の文化を持った組カラーで知られる熱い組です。
個人主義と職人気質の高い月組から組替えとなった暁にとっては、戸惑うことも多かったでしょう。
しかし、多くのトップを生み出した「花の95期生」の筆頭であり、トップ・オブ・トップとも呼ばれた礼真琴との出会いは、彼女に「自分も(礼さんに)負けないようにパワフルに舞台を務めなければ」という新たな目標を生み出しました。
結果として、男性的な表現や、特にファンに積極的に視線を投げかけるなどの強い「スター性」を身に着け、「星組のパワーをぶつけたいです!」と堂々と発言するほどに成長。
特に2023年にトップスター礼真琴が公演中に突然休演となった際、「1789-バスティーユの恋人たち-」の主役に急遽抜擢され大絶賛を浴びたことは、大きな自信につながり、「月の王子様」は「星の王子様」として、多くのファンに認められて高い人気を誇るようになりました。
次期星組トップスター就任へ
現トップスターの礼が2025年8月10日の東京宝塚劇場公演 「阿修羅城の瞳」をもって退団を発表しているため、暁のトップスター就任は既に秒読み段階に入っていると予想されていました。
そして2025年3月27日、次期トップスターとして暁、そして次期トップ娘役に詩ちづるの就任が発表され、星組は新たなフェーズへと突入します。新トップコンビとしてのお披露目公演は、同年9月からの全国ツアー公演『ダンサ セレナータ』『Tiara Azul -Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)II』となる予定です。
新生星組の新たな体制を巡って、多くのファンが強い期待と共に彼女の今後を見守っています。
暁千星の魅力は?
高身長かつ大きな瞳のベビーフェイスの持ち主
173㎝という高身長と、それとは対照的なベビーフェイスな顔立ちが暁の魅力。
NEWS・テゴマス元メンバーの手越祐也に似ている、とよく話題に上がります。
そのため、星組のビジュアル担当としても人気があります。
「演技の月組」×「コスチュームの星組」で培われた演技力とスター性
歌・ダンス・演技力と三拍子揃った中でも、幼少期から習ってきたバレエを基にしたダイナミックなダンス、そして月組で培われた繊細で高い表現力を持った演技力が、暁の最大の武器。
元来、どこか大人しく控えめな暁ですが、星組での経験を通じて、今や「星組パッション」を体現する「星の王子様」というスター性の持ち主として愛されています。
舞台の印象とは正反対!人見知りで弱気、そして大の負けず嫌い
舞台上では、明るく朗らかなイメージの強い暁ですが、舞台を降りると真逆な性格の持ち主であることが知られています。
周りに話しかけられても上手く受け答えが出来ず、音楽学校時代にも気まずい思いをすることも度々。
組内で開かれた自分の誕生日会でも緊張してしまって、小さい声でしか返事が出来ず、(来年の誕生日には)もっと大きな声で返事がしたいと目標を立てた、とびっくりのエピソードを語っています。
一方で大の負けず嫌いで、音楽学校時代の長期休暇では、誰よりも早く学校に戻って自主練を行い、入団後も早朝から一人でダンスの練習をするなど、「辛くても他の人には負けたくない!」という強い反骨心と努力の持ち主であることもうかがえます。
![カルチャ[Cal-cha]](https://www.ticketjam.jp/magazine/wp-content/uploads/2021/04/logo-v2.png)