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和希そらのおすすめ公演
宙組若手時代『オーシャンズ11』
2019年に上演された同名ハリウッド映画の宝塚版で、主人公のダニー・オーシャン(真風涼帆)をリーダーに、11人の男達がホテル王の金庫に眠る大金を狙うクライム・エンターテイメント作品です。
和希が演じたのは、若手の登竜門とされるライナス・コールドウェル。
伝説のスリの息子であり、11人の中でもまだ少年とも呼べるほど若いため、他のメンバーの持つ確固たる大人の男としての生き方に憧れ、それを持たない自身に焦燥感を抱く人物です。
等身大の少年が大人となっていく過程を熱演し、多くの注目を集めました。
作品自体も、トップスターから期待の若手まで宙組のイケメン11人が勢揃いして活躍するため、男役のカッコよさを堪能したいファンから高い人気を誇っています。
2度目のバウホール公演主演作『夢千鳥』
2021年に上演された、和希にとって2度目となるバウホール主演作品。
多くの女性と浮名を流した大正時代を代表する画家・竹久夢二と、同じく遊び人で、彼を題材とした映画制作に挑む、現代の映画監督・白澤優二郎の人生をオーバーラップさせた抒情性の高い愛憎劇です。
本作で和希は、竹久と白澤の2役を演じ、その美しい台詞回しや感情のこもった情熱的なダンス等で、多くの劇評家から「センスの塊」と大絶賛を浴びました。
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言発出の影響を受けて、公演は4日間で中止されましたが、その後ディレイ配信が実施され、Blu-rayも発売されました。
宝塚では、トップスターや2番手男役以外の主演作は映像化されませんが、本作は男役4番手の主演作でありながら異例のBlu-ray化が行われ、彼女の非凡な才能と強い人気を垣間見ることが出来るでしょう。
雪組3番手時代『蒼穹の昴』
2022年に上演された、浅田次郎の同名歴史小説を原作とした、元トップスター彩風咲奈及び雪組を代表する超大作。
中国・清朝末期の紫禁城を舞台に、近代国家樹立を目指す若きエリート文官・梁文秀(彩風)を中心に激動の時代を描いた壮大な歴史物です。
和希演じる順桂は、科挙を次席で合格した頭脳明晰かつ冷静沈着な人物ながら、一方で旧体制側の中心である西太后を憎み、強烈な最期を遂げる悲劇の人物。
複雑かつ強烈な二面性を持ったキャラクターで、特に爆死シーンとその最後の最後に取った行動の理由には、多くの観客が心を打たれました。
作品自体も、「雪組の御曹司」と呼ばれた彩風に相応しい豪華絢爛かつ重厚なもので、見応え抜群の名作です。
宝塚時代最後の主演作『双曲線上のカルテ』
2023年に上演された、和希にとって最後の主演作となった東上公演。
渡辺淳一の医療小説「無影燈」を原作に、舞台をイタリアに移してミュージカル化されたヒューマンドラマです。
天才外科医でありながら、女と酒に溺れるフェルナンド・デ・ロッシの孤独と愛をテーマに、ラストには自殺を遂げるという壮絶なストーリーで、「原作は読むのも辛かった」という声が多く聞かれます。
しかしこの宝塚版では、和希による計算しつくされた男の色気とダンスナンバーの多さ、結末をマイルドに抑えたことから、「こんな危険な男性に愛されたい」と多くの女性を切なさとときめきで虜にする作品となりました。
まとめ
和希そらは、少年らしいフレッシュなビジュアルに、歌・ダンス・演技力と舞台人にとって必要なスキルをハイレベルで持ち合わせた、元宝塚歌劇団雪組の3番手男役であり、ミュージカル女優です。
様々な分野で羽ばたこうとする彼女の姿を、ぜひ舞台で確かめてみてください。
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