目次
5位:HELLO
・10thシングル
・1995年2月リリース
・ドラマ「最高の片想い WHITE LOVE STORY」主題歌
1995年2月にリリースされた「HELLO」は、本木雅弘主演ドラマ「最高の片想い WHITE LOVE STORY」の主題歌として制作されました。オリコンシングルチャートで初登場1位を獲得し、1994年3月リリースの「IT’S ONLY LOVE」に続いて2作連続でミリオンセラーとなっています。福山雅治を国民的スターへと押し上げた代表作のひとつといえるでしょう。
片思いをテーマにアコースティックギターを活かした楽曲にしてほしいというプロデューサーの依頼を受け、王道のロックナンバーとして制作されました。歌詞は切ない片思いを描きながらも未来への希望を感じさせる明るい雰囲気で、ギターリフと疾走感あるメロディはライブでも大人気です。
4位:想望
・9thデジタル・シングル
・2023年12月リリース
・映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」主題歌
2023年12月、映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の主題歌として書き下ろされたのが9作目のデジタル・シングル「想望」です。現代から第二次大戦中にタイムスリップした女子中学生・加納百合と特攻隊員の青年・佐久間彰の切ないラブストーリーに寄り添うバラードソングとして制作されています。
歌詞は彰の目線で書かれており、原作小説や映画本編で描かれていない日常の様子が丁寧に描写されています。福山は作詞にあたって特攻隊員が家族や恋人に残した手紙を読み、「日常を大事にしたい」という思いをテーマに選びました。
サウンドは映画の世界観に合わせたピアノとストリングスによるアレンジで、「好きな人に幸せになってほしい」という切実な願いが表現されています。
映画のヒットに合わせてSNSでも評判になり、ソロ名義としては初のオリコンデジタルシングル(単曲)ランキング1位を獲得しました。
3位:虹
・18thシングル「虹/ひまわり/それがすべてさ」収録
・2003年8月リリース
・ドラマ「WATER BOYS」主題歌
爽やかでポップな青春ソングとして大ヒットを記録した「虹」は、シンクロナイズドスイミングに挑む男子高校生を描いたドラマ「WATER BOYS」の主題歌として有名です。大塚製薬「ポカリスエット」のCMソング「それがすべてさ」と、前川清に提供した楽曲「ひまわり」のセルフカバーと合わせてトリプルA面シングルとしてリリースされました。
作詞・作曲を主に担当していた福山が初めてアレンジまで担当した曲でもあり、挑戦を諦めない前向きな心が歌詞とメロディで表現されています。ドラマのタイアップが決まってから歌詞を書き始め、1年以上かけて制作された楽曲です。
2004年7月にはドラマの続編「WATER BOYS2」が放送され、主題歌には「虹」を新たにレコーディングした「虹 〜もうひとつの夏〜」が使用されました。こちらのバージョンは夏季限定のシングル「FUKUYAMA PRESENTS 虹 〜もうひとつの夏〜」としてリリースされ、オリジナル音源も「虹 〜Original Version〜」として収録されています。
2位:家族になろうよ
・27thシングル「家族になろうよ/fighting pose」収録
・2011年8月リリース
・結婚情報誌「ゼクシィ」CMソング、バラエティ番組「家族になろう(よ)」イメージソングなど
「家族になろうよ」は、結婚情報誌「ゼクシィ」のCMソングや家族をテーマにしたバラエティ番組「家族になろう(よ)」のイメージソングとして広まった楽曲です。
2011年4月から着うたとして配信され、同年6月に福山の楽曲では初となるmoraからのPC配信が実施されました。6月はブライダルシーズンということもあってCD化の要望が殺到する事態となり、2011年8月にWOWOW 開局イメージソングの「fighting pose」と共にダブルA面シングルとしてリリースされました。
歌詞は東日本大震災の影響で予定されていた全国ツアーが中止になった時期に書かれたもので、愛するパートナーだけでなく両親や祖父母まで含めた家族に対する深い愛が綴られています。
楽曲としてはやわらかいアコースティックギターとピアノの音色が印象的で、リリース以降結婚式や披露宴で流される定番曲となりました。
1位:桜坂
・15thシングル
・2000年4月リリース
・バラエティ番組「ウンナンのホントコ! 」内コーナー「未来日記V」テーマソングなど
2000年4月リリースの15thシングル「桜坂」は、累計約230万枚を売り上げた福山雅治最大のヒット曲です。ウッチャンナンチャンが司会を務めるバラエティ番組「ウンナンのホントコ!」で放送されていたコーナー「未来日記V」のテーマソングに起用されており、番組のロケ地でもある東京都大田区の桜坂が曲のモデルとなっています。
「未来日記」は、初対面の男女が日記に書いてあるとおりの行動をしたら恋愛感情が生まれるのかを検証する企画。「未来日記V」では、日本人男性と台湾人女性がスケッチブックを介してコミュニケーションを試みるエピソードが描かれました。
2人が言語の壁を超えて交流を深めていく様子と「桜坂」の印象的なフレーズがリンクしたことで視聴者の心をつかみ、初回出荷枚数は約70万枚、発売当日までのバックオーダーも約40万枚を記録しています。
軽やかなアコースティックギターの音色に加えて、サビで厚みのあるコーラスが重なることで楽曲に深みが生まれている点が大きな特徴です。
まとめ
今回紹介した10曲を振り返ると、福山雅治の音楽は時代とともにありながら愛情や憧れといった誰もが抱く当たり前の感情に寄り添ってきたことが分かります。
1990年代は「HELLO」で国民的スターへの道を切り開き、2000年代に入ると「桜坂」や「家族になろうよ」など人生の節目を彩る楽曲を世に送り出してきました。平成の終わりから令和にかけては、「零 -ZERO-」や「想望」で新しい世代やデジタル時代に対応する姿勢を見せています。
世代を超えて親しまれている福山の楽曲は、これからの時代も結婚式や卒業式、日常の思い出の一場面など、さまざまなシーンで人々の心に寄り添い続けるでしょう。
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