TVアニメ『悪役令嬢転生おじさん』OP・ED主題歌一覧

52歳の真面目な公務員男性が交通事故を機に乙女ゲームの世界へ転生し、ゲームの主人公の恋を邪魔する悪役令嬢になるという異世界系のほっこり物語が原作のTVアニメ『悪役令嬢転生おじさん』

2025年1月からTVアニメの放送を開始するや否や、おじさんの哀愁が漂う斬新な設定が中年層から共感を得ている作品です。本記事では、賑やかで海外のファンにも注目されているOP・EDテーマを紹介します。

TVアニメ『悪役令嬢転生おじさん』

概要


「月刊ヤングキングアワーズGH」(少年画報社)で2020年から連載中の上山道郎の漫画が原作のTVアニメ『悪役令嬢転生おじさん』。52歳の真面目で人柄の良い男性公務員屯田林憲三郎が交通事故を機に乙女ゲームの世界へ転生し、ゲームの主人公の恋を邪魔する悪役令嬢になってしまうという斬新な異世界ほっこり物語です。

2025年1月からTVアニメが放送を開始。老化現象、親目線の温もり、会社勤めのスキルの高さなど、人生経験を積んできた中年層から特に共感を得ている話題作です。

MEMO

「次にくるマンガ大賞2020」コミックス部門で4位に入賞し、2021年1月30日から31日に開催されたオンラインイベントでは、月刊ヤングキングアワーズGH編集長代理の須見武広に「マンガ誌編集長が選ぶ、2020年のイチオシ作品」として選ばれています。さらに、TVアニメが放送されたことで、2025年2月には原作コミックス全巻の重版が決定しています。


監督はアニメ『ソードアート・オンラインII』『リコリス・リコイル』など作画監督を務めた竹内哲也、シリーズ構成はアニメ『チ。 ー地球の運動についてー』のシリーズ構成・脚本を担当した入江信吾が担当。アニメーションは1995年から『ちびまる子ちゃん』の制作協力に携わっている亜細亜堂が、コマ遊びやそろばんを打つシーンなど優雅な所作も追求して制作しています。

MEMO

動画配信サービス「ニコニコ」で配信している「2025年冬アニメの作品別中間ランキング」(2025年2月16日集計)では、2位『メダリスト』、3位『SAKAMOTO DAYS』、4位『薬屋のひとりごと 第2期』といった話題作を抑えて、本作品が第1位にランクインしています。

あらすじ


主人公はバーコード頭で“昭和のサラリーマン”姿が特徴の男性公務員・屯田林憲三郎(52歳)。アニメと特撮が好きで、妻と娘もアニメ好きというオタク一家で平和に暮らしていたある日、彼は交通事故に遭い意識不明の重体に。不運の中、なぜか娘がハマっている乙女ゲーム「マジカル学園ラブ&ビースト」の世界に転生し、ゲームの主人公アンナ・ドールの恋を邪魔する公爵家の令嬢グレイス・オーヴェルヌとなってしまいます。

グレイスとしてゲームの中で、自分の娘と同年代の登場人物たちをつい父親目線で見守ってしまう憲三郎。プライドの高い悪役のはずなのに、庶民的な言動をエレガントに変換し、培ってきた社会人スキルを生かして問題を解決することで彼女の好感度はアップ。一方、屯田林家では異世界系に詳しいオタクの母と娘が彼を現世に戻すためゲーム攻略に奮闘します。「人の名前が覚えられない、老眼でピントが合わない」など“あるある老化現象”が読者と視聴者の笑いを誘い、美しいグレイスの風貌から漂うおじさんの哀愁にもほっこりしてしまう転生コメディ物語です。


屯田林憲三郎(井上和彦)、グレイス・オーヴェルヌ(M・A・O)、アンナ・ドール(関根明良)、ヴィルジール・ヴィエルジ(石川界人)、オーギュスト・リオン(鈴木崚汰)、リシャール・ヴェルソー(梅原裕一郎)、ピエール・ジェモー(永塚拓馬)、ランベール・バランス(山下誠一郎)、リュカ・ヴィエルジ(古賀葵)、レオポルド・オーヴェルヌ(大塚明夫)、屯田林日菜子(黒沢ともよ)、屯田林美津子(本田貴子)、ナレーション(井上喜久子)など。
*( )内は声優名

『悪役令嬢転生おじさん』』OP・ED

OP:「Choose!!!」サイダーガール


OPテーマは、炭酸の泡のように爽快で儚くどんな色にも変化できる“炭酸系サウンド”を目指す3人組男性ロックバンドサイダーガールが担当しています。

2017年にメジャーデビューした後、映画やCMなど数多くの作品とタイアップを続けてきた彼ら。2020年のTVアニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』のEDテーマ「ID」、2021年のTVアニメ『古見さんは、コミュ症です。』のOPテーマ「シンデレラ」に続くタイアップソングとなりました。


作詞作曲を務めたYurin(Vo・Gt)は「ファンタジーなシミュレーションゲームの世界に転生するという楽しげな物語に合わせ、ポップでコミカルな曲にしようと制作した」とコメント。イントロからピコピコとゲームの効果音を取り入れた遊び心満載のレトロでキャッチーな楽曲で、Aメロからサビへとアップダウンを繰り返す軽やかなリズムが聴き手の心を躍らせます。

歌詞では〈朝カラ晩マデ私ハ歯車 / コチラ異常ナシ〉と淡々黙々と働いているマイナスな様子をイメージさせますが、〈信じるものは自分で決める〉〈大きな声に騙されない〉と、自分の道は自分で選ぶという静かなる闘志がストレートに伝わってきます。

肩の力をぬいた爽やかな歌声が、選択を続けて攻略するロールプレイングゲームのように、“AとBどちらを選ぶかで変わる景色を、たとえ上手くいかなくても楽しもうよ”と、頑張る人達の緊張感をほぐしてくれているかのよう。手拍子とキラキラと弾けるサウンドが背中を優しく押してくれる1曲に。聴けば聴くほどオシャレでキュートな本曲の魅力に引き込まれてゆくでしょう。

ED:「マツケンサンバⅡ」グレイス=憲三郎(CV:井上和彦、CV:M・A・O)


EDテーマは、2004年の発売以降幅広い年代で親しまれている俳優松平健の「マツケンサンバⅡ」を、屯田林憲三郎役の井上和彦とグレイス役のM・A・Oが歌っているデュエットソングです。


松平健の舞台公演で歌われていた「マツケンサンバⅠ」をきっかけに、2004年に発売された「マツケンサンバⅡ」。「松健音頭」「マツケンロック」など様々なテイストの「マツケン」シリーズの中、オリコンシングルチャート(2005年1月17日付)で3位を記録し、数多くのメディアで取り上げられてきた大ヒット曲です。

日本人に聴き馴染みのある歌謡曲に寄せた陽気で煌びやかなサンバミュージックで、井上は恐れ多いと謙遜しながらも「憲三郎としてどれだけ楽しく歌えるかを意識した」とノリノリで歌った喜びを語っています。


現代風にアレンジされ、アップテンポなビートはパーティー感があり、間奏では少し歪んだ電子音を入れることで異世界へ転生していくような雰囲気に。井上の渋い歌声とM・A・Oの優雅な歌声のハーモニーを聴いたファンからは「最高、豪華」といった感想が多く寄せられ大好評。誰もが〈オーレオレ マツケンサンバ〉〈マ・ツ・ケ・ン サンバ オレ!〉と一緒に歌えて、元気ハツラツで品のある楽曲にパワーアップしています。

MEMO



2024年には「マツケンサンバⅡ」の発売20周年を記念して、世界中で人気を博すオンラインゲーム「フォートナイト」のゲーム内でライブパフォーマンスを体験できるイベントを開催し、2か月間で累計来場者数130万回を突破しました。

さらに、2025年1月10日にYouTubeで公開されたTVアニメのED映像は公開8日間で100万回再生を超える快挙を達成し、このことについてM・A・Oは「令和の時代も愛される楽曲のパワーを改めて実感した」とコメント。ゲームの効果もあり、海外からは「聴いたことある、フォートナイトで流れた曲だ」など反響も大きく、「マツケンサンバⅡ」は時代も国境も越えて盛り上がる曲であることを、ここに証明しました。

TVアニメ『悪役令嬢転生おじさん』まとめ


TVアニメの放送に合わせ、2025年1月9日から文化放送インターネットラジオでは井上和彦とM・A・Oが交代でパーソナリティを努めるラジオ番組「悪役令嬢ラジオおじさん」も配信中。毎回迎えるゲストとのトークや、井上のイケボイスとおじさん目線のクスっと笑えるコメントも大好評です。

“おじさん・異世界転生・悪役令嬢”という斬新な設定の異世界コメディ『悪役令嬢転生おじさん』。老化現象に共感するだけでなく、子供を温かく見守ること、職場の上司として部下も尊重して接すること、日頃からエレガントな言動に気を配ることなど、人生経験豊富な憲三郎から“深い愛情”も学べることでしょう。

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