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2014年 メンバーそれぞれが自分と向き合う時間
2014年も同じような状況で時が進んでいきます。
ジェシーさんは今まで以上に活躍するようになり、ソロでも集団でもとにかく露出が多かった印象ですね。松村さんとともにドラマなどにも多く出演し、ジャニーズJr.の中で完全にトップの立ち位置にいました。
しかし輝かしい活躍を遂げる一方、6人の共演は未だみられずにバカレア組はほぼ自然消滅してしまったような空気感でした。
CDデビューをして、事務所と明確な契約を結んでいる訳ではないジャニーズJr.。いつ誰が辞めてもおかしくないこの世界で、正式にグループを組んでいるわけではない彼らの今後を心配する気持ちは当然のものでした。
そんな中5月に行われた「ガムシャラJ’s party‼︎ vol.4」のステージで突然6人が再集結することに。彼らの始まりの歌である「Shkake It Up」を披露するという粋な演出でした。
当時は「まさかあのバカレア組が!?」というまるでスーパーヒーローたちが一堂に会したかのような熱量を感じさせていましたね!
この流れでバカレア組がついに復活するかという期待が膨らみますが、現実は違いました。
のちのインタビューでは京本さんが「この公演をきっかけにバカレア組への未練は無くなった」と語っていました。当時まだ10代後半であった彼ら。もともとあった姿が一度無くなった後に、急に元の形に戻ろうというのは、私たちの想像以上に簡単なものではないのかもしれません。
この奇跡の共演は一回のみで、その後はまた別々の道でそれぞれ鍛錬を積み重ねていきます。この頃には「もうあの6人が揃う姿は一生見られないかもしれない…」という見方が多数派でした。
そして迎えた2015年、SixTONESの歴史が始まります。
2015年 SixTONES結成、再び歴史が動き出す
2015年1月、なんと「ザ少年倶楽部」でバカレア組の6人が再集結!KAT-TUNさんの「HELL,NO」を披露し、会場やその放送を見ていたファンたちを大熱狂の渦に包み込みました!
まるで運動会で優勝した時、W杯で日本が勝利した時、小説の衝撃のラストを読了した時。そんな時のようなアドレナリンの大放出の瞬間がそこには存在していました。
以前に6人で再びパフォーマンスをした時とはどこか違う。この時の彼らには、はっきりとした“意思”であったり、“覚悟”のような心を揺さぶる何かを感じました。
実は、この再集結の裏にはメンバーのジェシーさんのある想いが。
時は再び2014年。ジャニーズJr.のカレンダーの撮影でたまたま同じ現場に居合わせた6人。そこでジェシーさんが「またこの6人で何かできたらいいね」という思いを直接、またはメンバーづてに他のメンバーにも伝え、そこから「じゃあ1曲だけやらせて欲しいとジャニーさんに言いに行こう」という流れに。
当時、まだグループを組んでない人たちは毎回異なる組み合わせでステージに上がるのが常であり、その時点ではまだ「この6人でグループを組んでっていうことは考えていなかった、単に次はこの6人と一回やるかくらいの気持ちだった」と松村さんなどは語っています。
ただジェシーさんだけは「なんとなく直感でこの6人とやっていくんじゃないかと思った。素直にこのメンバーといるのが一番楽しかったから」とのちに語っており、この時もジェシーさんが先頭切ってジャニーさんに「一回だけこの6人でまたやらせてください」と直談判しに行きます。
ここで想定外にジャニーさんは「グループ名ないんだっけ?今名前つけちゃおうよ。」と言って「sixtones(シックストーンズ)」と書かれた紙をメンバーに見せます。
そう、SixTONES誕生の瞬間は「ジャニーさんの思い違い」からだったのです。6人でグループ活動していと言っているのだとある意味勘違いをしたジャニーさんが今後の構想を練って、まずは1発目に12月の「ザ少年倶楽部」で1枠歌う機会を設けさせたんですね。
こうして生まれたのが2015年1月に放送された「HELL,NO」のステージでした。
その後の少しずつ6人での活動の場を増やしていき、そしてついに5月1日、シアタークリエで行われていた「ジャニーズ銀座2015」にて正式にSixTONESとしてのグループ結成が発表されたのです!
この瞬間はメンバーの京本さんが舞台「エリザベート」の仕事があったので当日は不在でした。
グループ名の由来は「6つの音色」と「音の6原色」から来ています。京本さんやジェシーさんと言った歌唱力にすでに定評のあったメンバーもいたことから、歌を大事にしていきたいという意味が込められているのかなと思いますね。
ただ前述したように、この時の発表名はまだ「sixtones(シックストーンズ)」でしたが、翌日にジャニーさんが「長いとファンの子に略されるから嫌だ!」と言い、この時「SixTONES(ストーンズ)」に改名されました。
翌週にいきなりの改名発表がありましたが、程なくしてファンからは「スト」呼びが定着しました。
こうして6つの原石たちは、「SixTONES」という最高の名を授かりこの世界に生まれ落ちたのです。
一度離れ離れになり、それぞれがそれぞれの苦しい時間や成長の時間を過ごして再び集まった6人。最後のチャンスだと思って、腹をくくってできたこのグループ。この歴史を知っていると、今回のストーンズのデビューというのは本当に心にくるものがありますね。
SixTONESデビューまでの道のり
2015~2017年 徐々にそれぞれの個性とグループの魅力が確立
こうして念願のグループ結成を果たし、デビューまでのスタートラインに立った6人。始めは小さい会場も埋まらず、当日券が何枚売れたかを気にするような日々が続きましたが、徐々にその原石たちは輝きの片鱗を見せていきます。
結成されてすぐの夏には、ジャニーズの伝統ある戦争と平和がテーマの舞台「少年たち」でSnowManと共に主演を果たします。この時、初のオリジナル曲「この星のHIKARI」と「BE CRAZY」をもらうことになります!
キラキラ王子様系で、まさにジャニーズの王道を行く「この星のHIKARI」と、バチバチにキメて治安の悪さを最大級に出しながら、その高い歌唱力を存分に発揮する「BE CRAZY」という全く異なる雰囲気の2つの曲を完全に歌いこなすことで、SixTONESの表現力の高さを余すことなく伝えています。
そこから次第に勢いを伸ばしていき、少クラでもオリジナル曲から先輩の曲、特にKAT-TUNのカバーをすることが多く着実に実力の研鑽を積み重ねていきました。
続く2016年、2017年も舞台「少年たち」の主演を務め、「IN THE STORM」、「Amazing!!!!!!」、「JAPONICA STYLE」、「Beautiful Life」という新たなオリジナル曲も手にし、さらにグループとしての完成度と知名度を上げていきます。
2016年には5月に「ジャニーズ銀座2016」、8月に六本木EXシアターで開催された「サマーステーション」、12月に帝国劇場で開催された「ジャニーズ・オールスターズ・アイランド」に出演しています。
2017年も「ジャニーズJr.祭り」への出演や「サマステ」でSixTONES単独公演を行い、MステではKAT-TUNの中丸雄一さんとともに「Real Face」を披露するなど、経験と実力、そして人気を積み重ねていきました。
またこの頃からヤンチャでおふざけなグループの色も出てきており、「衣装が少ない!」と言って無断で自分たちの私服で少クラのパフォーマンスを行ったり、EXシアターでの単独コンサートで公演時間1時間30分のうちMCに50分弱も割き、トリプルアンコまで行い会場の延滞料金を発生させ、マネージャーの方から無茶苦茶に怒られるなんていう破天荒なエピソードまであるのです。
そんな青春のような時間をファンと同じ温度感で最高に楽しむ彼らの姿も、SixTONESの最大の魅力の一つなのですね。
そして2018年、彼らの人気を爆発させるあのプロジェクトが始動します。
2018年 YouTube「ジャニーズJr.チャンネル」で人気爆発
2018年、ついに彼らをスターダムへ駆け上がらせるキッカケとなった、ジャニーズ事務所の公式YouTubeチャンネル「ジャニーズJr.チャンネル」が開始されます。金曜日を担当した彼らは、持ち前の面白さとトーク力の高さ、そして抜群のパフォーマンス力で再生回数をぶっちぎりで伸ばしていき、平均再生回数は100万回越えという驚異的な記録を樹立させています。
6人で周りを気にせずふざけまくる姿が魅了的だった彼らにとって、YouTubeという場所は自分たちの魅力を発信するのにもってこいの場所だったのですね。
この活躍が実を結び、なんと日本人として初の「YouTubeアーティストプロモキャンペーン」に抜擢されることになるのです!過去にはショーン・メンデス、BTSなどが抜擢されて、その都度大きな話題になった同キャンペーンに選ばれたことは本当にすごいことですね。
その活動の一環として、「ジャニーズをデジタルに放つ新世代」という謳い文句を引っさげて、まだデビュー前のジャニーズJr.としては異例のMVが作成されたのです!滝沢秀明さんプロデュースとして、オリジナル曲であった「JAPONICA STYLE」を和を基調とした世界観で見事に映像作品として昇華させたそのMVが、こちらです。
こちらの動画はすでに1600万回再生を記録しており、まさにジャニーズの新世代を体現する形になりました。
11月には「YouTube FanFest Music」に大トリとして登場。「JAPONICA STYLE」と他2曲を披露し、会場を大いに沸かせました!
![カルチャ[Cal-cha]](https://www.ticketjam.jp/magazine/wp-content/uploads/2021/04/logo-v2.png)
